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英ピアソン、DJ買収に意欲、提携相手模索が明らかに

  • 2007年06月16日 12:50 発信地:ワシントンD.C./米国
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2006年9月8日、フランス・パリ(Paris)で、フィナンシャル・タイムズ紙を読む議員。(c)AFP/FRANCK FIFE

【6月16日 AFP】フィナンシャル・タイムズ(Financial TimesFT)を傘下に持つ英出版大手ピアソン(Pearson PLC)が、米メディア大手ダウ・ジョーンズ(Dow Jones & CompanyDJ)買収に向け、提携相手を模索していることが明らかになった。DJ傘下の米経済紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street JournalWSJ)が15日報じた。DJは、ルパート・マードック(Rupert Murdoch)氏率いるニューズ・コーポレーション(News Corp.)による敵対的買収提案に対し、防衛策を模索していた。

 同紙は関係者の話として、計画がまだ具体的に進んではいないとしながらがも、ピアソンが競争圧力の高まりを意識して、この買収を前向きに検討していると報じている。

 また、同紙は米メディアグループのハースト・コーポレーション(Hearst Corp)、ニュース・ビジネス専門放送局CNBCの親会社ゼネラル・エレクトリック(General ElectricGE)などを、ピアソンが提携を模索している交渉先として挙げている。

 ピアソンにとってFTが中核的存在であるのと同じく、WSJはDJにとっての基幹部門となっている。また、FTは欧州での販売が強い一方、WSJは米国内での販売が好調。

 一方でピアソンはほかにペンギンブックス(Penguin Books)など出版部門を抱えている。

 今回のピアソンの動きは、ニューズ・コーポレーションがDJを50億ドル(約6200億円)近くで敵対的買収を提案したことに端を発している。DJの大株主であるバンクロフト(Bancroft)家は、この提案に当初反対を表明した。

 ニューズ・コーポレーションによる買収提案が明らかになった5月1に以来、WSJの組合や一部のリポーターおよび編集者らが反対を唱えるなか、バンクロフト家はWSJの同グループへの売却の決断を迫られている。

 ここにきて、編集の独立性を保てるかとの問題が焦点として持ち上がり、買収賛成派と反対派のあいだで意見が割れている。

 バンクロフト家の代表が6月上旬にニューヨーク(New York)で行ったニューズ・コーポレーション代表との会議の席で、マードック氏は編集への干渉を心配する同家に説明を行い不安払しょくを務めている。

 DJ株は15日、前日比1.15ドル高い59.01ドル(約7280円)で取引を終えた。(c)AFP

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