写真は1月25日、東京での携帯電話新作発表会で、女優やモデルたちに囲まれる孫正義社長(左から2人目)。(c)AFP/Toru YAMANAKA
【東京 9日 AFP】ソフトバンクは8日、2007年3月期の連結決算を発表した。昨年買収した携帯事業が好調で、営業利益が前年(623億円)比3倍以上の2711億円に拡大し、創業以来最大の数値を記録したが、当期純利益は半減した。
売上高は前年の1兆1100億円から2兆5400億円にほぼ倍増したものの、負債の支払いなどにより純利益は49.9%減の288億円に減少。
決算説明会で孫正義社長は、「ボーダフォン買収が転機となった。選択は正しかった」と述べた。
ボーダフォンを買収、「ソフトバンクモバイル」に社名を変更した携帯事業では前評判を大幅に上回り、顧客ベースで69万8600件増加、営業利益でも前年度比80%増となったと説明。
しかし顧客1人当りの月間収益は、他の携帯電話会社との激しい競合を反映して第3四半期の5560円から5210円に減少。
電話番号を変更せずに他社の携帯に乗り換え可能となる「番号ポータビリティ」制度導入の昨年10月以降、業界トップのNTTドコモの顧客奪取を目指してきた。
ソフトバンクは、NTTドコモと業界ナンバー2のKDDI(au)に対して価格競争を挑んだが、制度導入後すぐにシステム障害を起こし、また顧客を惹きつけるための過激な広告キャンペーンが誤解を招くおそれがあるとして批判を呼んだ。
ソフトバンクは来期の事業予測は発表していない。
写真は1月25日、東京での携帯電話新作発表会で、女優やモデルたちに囲まれる孫正義社長(左から2人目)。(c)AFP/Toru YAMANAKA









