写真はメルボルン(Melbourne)の空港で待機するカンタス航空の旅客機(2007年5月2日撮影)。(c)AFP/Anoek DE GROOT
【シドニー/オーストラリア 5日 AFP】企業連合Airline Partners Australia、APAは4日夜、豪航空最大手カンタス(Qantas)航空をめぐる買収で、同社の発行済み株式の合計50.6%を保有する株主がこの買収に同意したと発表した。
APAはカンタスに対し、111億豪ドル(約1兆700億円)の買収提案をしていたが、それまで実現が困難視されていた。この発表を受け買収劇が急展開する可能性が出てきた。
APAは6か月にわたり株主に合意を働きかけてきたが4日、「必要とされる過半数の株式を取得は困難」との声明を発表し、一度は敗北宣言を行った。
ところが同日夜に、大株主の1つが突然買収支持に回ったことで、APAは過半数を上回る株式の株主からの同意を得ることとなった。これにより、APAは同企業連合の買収委員会に買収活動の継続を提案するとしている。
APAは2週間以内に、買収を確定する条件となる、株式の70%を保有する株主からの合意取り付けを目指す。
写真はメルボルン(Melbourne)の空港で待機するカンタス航空の旅客機(2007年5月2日撮影)。(c)AFP/Anoek DE GROOT