【東京 2日 AFP】日本航空(JAL)は2日、2006年度の連結最終損益が162億円の赤字となる見込みと発表した。
日経新聞(ウェブ版)が同日伝えたところによると、アジア最大の航空会社JALが最終赤字となるのは2年連続。前年度は472億円の赤字だった。
報道によると、30億円の黒字予想から一転、予想を超える赤字となったのは、繰り延べ税金資産の450億円を取り崩す決断をしたことが原因という。さらに、大幅損益を受け、JALの再建策が加速するとの見方を示している。
JALは2月、燃料費高と需要停滞に直面する中、安定的利益を確保するための再建策の一環として、向こう3年間で従業員4300人のリストラを実施する計画を発表した。さらに、2008年3月までに人件費500億円の削減、労働生産性10%の向上を目指すことを明らかにした。前回6000人近くのリストラ計画を発表してから2年足らずでの再度のリストラ計画発表となった。
JALの安全性をめぐる問題が多数公表されていることも、利用者がライバル会社の全日本空輸(ANA)に流出している一因となっている。
写真は、羽田空港に待機中のJAL機(2007年2月6日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO
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