【アトランタ/米国 1日 AFP】デルタ航空(Delta Air Lines)は4月30日、破産法適用からの脱却を発表した。米航空業界の深刻な長期不況を克服するため、19か月にわって行ってきた再建計画が実を結んだ。ジェラルド・グリンスタイン(Gerald Grinstein)最高経営責任者は、「デルタの歴史の中で素晴らしい日となった。この日を迎えられたのは、力を尽くし必死に働いてくれた、全世界の職員のおかげ」とし、「再建計画により財務体制が改善され、顧客満足度が高まり、国際路線が拡大し、有望な将来の経営基盤もできた。デルタはこの厳しい業界で競争力のある企業になった。我々は再び業界の先頭の地位を獲得することができると確信している」と述べた。写真は、新しいロゴの付いたデルタ航空のボーイング(Boeing)777 New Livery(4月30日、デルタ航空提供)。(c)AFP/DELTA AIR LINES