写真は4月15日、ワシントンD.C.で世銀と国際通貨基金(IMF)の合同開発委員会に出席し、記者会見に臨むウルフォウィッツ総裁。(c)AFP/TIM SLOAN
【ワシントンD.C./米国 1日 AFP】ホワイトハウス(White House)は4月30日、渦中にある世界銀行(World Bank)のポール・ウルフォウィッツ(Paul Wolfowitz)総裁について、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領は依然「全幅の信頼」を置いていることを明らかにした。同総裁は、世銀幹部らが出席する特別委員会に臨むことになっている。
ウルフォウィッツ総裁は自身の立場を利用し、交際相手の世銀の女性職員シャハ・リツァ(Shaha Riza)さんを厚遇したとされているが、政府報道官のTony Fratto氏は「大統領は、ウルフォウィッツ総裁が今後も世銀を主導していけると確信している」と発言。
特別委員会には世銀の調査委員会も同席し、元国防副長官である同総裁は、リツァさんに対する高額給与支給を指示したとされる件について弁明する。
各国代表の24人の全理事から構成される同委員会は今回の件だけでなく、総裁が自らの息がかかり、高給が約束された要職に、政府の元側近らを採用した件についても調査を進めている。
ワシントンポスト(Washington Post)は4月28日、同委員会はすでに、ウルフォウィッツ総裁がリツァさんの昇給に関して倫理違反を犯していると結論づけているが、明確に辞任を要求するかどうかについては審議中だと報じた。
またFratto氏は、「立場上、我々は調査の進展についてコメントできないが、引き続きポールを支持し、調査が公平に進められその結果が尊重されることを望む」と語った。
写真は4月15日、ワシントンD.C.で世銀と国際通貨基金(IMF)の合同開発委員会に出席し、記者会見に臨むウルフォウィッツ総裁。(c)AFP/TIM SLOAN
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