写真は、ANZのホーチミン(Ho Chi Minh)支店前で新聞を売り歩く人(2000年5月22日撮影)。(c)AFP/Peter PARKS
【ハノイ/ベトナム 22日 AFP】政府は21日、国内銀行への外国人投資家の出資比率上限を、従来の10%から15%に引き上げるとの声明をウェブ上で発表した。一方で外資系銀行の国内銀行への出資率は10%、外国人持ち株合計の比率の上限も30%に据え置いた。
今回の決定は、急速な経済発展をする同国の銀行業界改革の一環。ベトナムの金融部門はまだ未開発で、8500万人の国民のうちわずか8%しか銀行口座を開設していない。
ベトナムは1月に世界貿易機関(WTO)に加盟して以降、国内での事業展開に意欲を見せる大手外資系銀行との競争激化の時代に突入したが、政府の新政策は国内銀行の規模拡大を促進させることになる。
ロンドンを拠点とするHSBCやオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)などの外資系銀行は、新たに拠点を構えてクレジットカード、個人ローン、住宅ローンなどの事業を拡大する計画。
写真は、ANZのホーチミン(Ho Chi Minh)支店前で新聞を売り歩く人(2000年5月22日撮影)。(c)AFP/Peter PARKS