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日本経済は「息の長い成長続く」、日銀総裁が見通し - 東京

  • 2007年04月19日 14:06 発信地:東京
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写真は日銀本店での政策委員会・金融政策決定会合を終え、記者会見に臨む福井総裁。(4月10日撮影)。(c)AFP /Toru YAMANAKA

【東京 19日 AFP】日本銀行福井俊彦総裁は、19日開催された支店長会議の冒頭あいさつで、日本の景気について、底堅い消費とデフレ圧力の段階的な軽減を背景に「緩やかに拡大している」と述べた。

■「成長は持続する」との見通し

 福井総裁は、「わが国の景気は、緩やかに拡大している。輸出が増加を続けている一方、企業設備投資も引き続き増加している」とし、先行きに関しても、「生産・所得・支出の好循環のメカニズムが維持されるもとで、息の長い成長が続く可能性が高い」との見通しを示した。

 消費者物価については、原油価格反落の影響でしばらくは低迷するとみられるが、「より長い目で見るとプラス基調を続けていく」と指摘した。日本の消費者物価は2月に前年比0.1%減となり、デフレ脱却がおぼつかない中、過去10か月で初めてマイナスに転じている。

■次回の利上げを時期をめぐっては

 2月の利上げ以降0.5%に据え置かれている政策金利の次回引き上げについては、「経済・物価情勢を丹念に点検しながら金融政策を適切に運営し、持続的成長の実現に貢献したい」と述べた。

 18日の米ニューヨーク市場で1ドル=118円66銭で取引を終えた対ドル円相場は、日銀の早期利上げ観測をめぐって円高が進み、19日の東京外国為替市場は午後に入って1ドル=117円86銭をつけた。

 りそな銀行の担当者は、「日銀が5月に追加利上げを実施するとの観測が流れている」と話す。またディーラーらによると、経済産業省が19日発表した2月の第3次産業活動指数(サービス業などの景況指数)が、前月比1.0%と2か月連続で上昇したことを受けて、利上げ観測がさらに拡大したという。

 しかし、アナリストの中には「7月の参院選より前に利上げが行われる可能性は低い」との見方もある。

 写真は日銀本店での政策委員会・金融政策決定会合を終え、記者会見に臨む福井総裁。(4月10日撮影)。(c)AFP /Toru YAMANAKA

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