写真はドイツのベルリンで4日、ダイムラークライスラー社のロゴ。(c)AFP/DDP/AXEL SCHMIDT
【シカゴ/米国 6日 AFP】米投資家で富豪のカーク・カーコリアン(Kirk Kerkorian)氏率いる投資グループが5日、ダイムラークライスラー(DaimlerChrysler)に対し同社傘下のクライスラー(Chrysler)部門の総額45億ドル(約5340億円)での買収提案を行った。
カーコリアン氏の個人所有企業トラシンダ(Tracinda)は買収提案の目的について声明で「独立事業体としてのクライスラーを組織、強化すること」としている。
カーコリアン氏は声明を通じ「全米自動車労組(United Auto Workers、UAW)およびクライスラー経営陣との協力の下、クライスラーの再編を手がける」意向を表明。事前の業務調査期間は60日を見込むという。
カーコリアン氏はカジノ業界の大物で、以前はクライスラーの大株主だった。クライスラーが独ダイムラーベンツ(DaimlerBenz)と合併する以前にクライスラーの買収を図ったこともあり、その後もゼネラル・モーターズ(GM)の、ルノー(Renault)・日産自動車との提携を模索して失敗するなど、紙面をにぎわせている。
写真はドイツのベルリンで4日、ダイムラークライスラー社のロゴ。(c)AFP/DDP/AXEL SCHMIDT

