【シカゴ/米国 3日 AFP】米国の自動車市場は日本の自動車メーカーが好調を維持するなか、米国メーカーの販売の低調ぶりが続いている。米自動車大手3社の販売台数が減少する一方、トヨタモーターセールス(Toyota Motor Sales)は3日、3月の米国内での販売台数が過去最高を記録した。
ゼネラル・モータース(General Motors、GM)、フォード・モーター(Ford Motor)、ダイムラー・クライスラー(DaimlerChrysler)は、ここ数年利益の大半を稼いでいた燃費効率の低いトラックとスポーツユーティリティ車の需要減少に悩まされている。
市場シェアを失うにしたがい、大手3社は生産台数を大幅に減らしてきた。大手3社は、人気を集めている小型車をベースとしたクロスオーバースポーツ車への対応が遅れているが、昨年投入した新型車には強い需要があるとしている。
しかし、2006年3月には記録的な販売奨励金を投入したうえ、利益率が低いレンタカー業者への販売を大幅に削減したことから、前年同期の販売台数を下回る結果となった。
自動車業界の情報提供を行っているオートデータ(Autodata)社によれば、米自動車大手3社の第1四半期の米国市場シェアは51.6%で、41.9%を占めるアジアのメーカーのブランドに肉薄されている。
第1四半期のシェアはGMが前年同期の23.9%から22.9%に、フォードが17.6%から15.4%に低下した。ダイムラークライスラーもシェアを14.3%から13.8%に落とした。
対してトヨタの米市場におけるシェアは、2006年第1四半期の11.2%から15.6%に上昇した。
世界最大の自動車メーカーの座をめぐりトヨタと争いを続けているゼネラル・モータースの米国における3月の販売台数は、レンタカー会社への販売を減らした結果、7.7%減の34万9867台だった。
同社発表によると。2007年第1四半期の販売台数は5.6 %減の90万9094台。
レンタカー業者向けの販売台数を約6万台減らした影響で2007年第1四半期の法人向け販売は大幅に減少したが、個人向け販売は0.5%の微増だった。
写真はトヨタ車のロゴ(2006年10月13日撮影)(c)AFP/ROBERTO SCHMIDT