写真は2日、東京のホテルで会見したライブドアホールディングスの平松社長。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA
【東京 2日 AFP】ライブドアは2日、会社分割による持ち株会社制への移行を発表した。新会社名は「ライブドアホールディングス(HD)」。グループ全体の管理や訴訟対応を受け持つ。また、本業のインターネットサイト運営などは新設した事業会社「ライブドア」が引き継ぐ。
■平松社長、新生ライブドアHDの代表取締役社長に就任
粉飾決済事件で前社長堀江貴文被告(34)らに一審で有罪判決が下されたライブドアは、ブログサービスを中心に、再建を目指して新規スタートに臨むとした。
2日、AFPの取材に応じたライブドアHDの平松庚三社長(61)は「まったく新しいところから再建し、Web2.0の新時代を率いる企業となる」と語った。
平松氏は、2006年1月に証券取引法違反容疑で堀江前社長ら旧ライブドア幹部が相次いで逮捕された後、社長に就任。新生ライブドアHDの代表取締役社長に就任する。
ライブドアHDの子会社となる新ライブドアの代表取締役社長には出澤剛氏(33)、代表取締役副社長には照井知基氏(34)が就任する。ライブドア首脳陣の中で唯一の「大人」とも表現されることのある平松氏は会見で、「ここにいる同僚より、そんなに年を取っているというわけでもない」と冗談も述べた。
■新世代ブログ・サービスに集中
新ライブドアの出澤社長は、新世代ブログ・サービスに集中していく、と抱負を述べた。企業買収を繰り返した前任者、堀江被告の手法に決別する構えだ。
新世代ブログ・サービスでは、ユーザーが自身でインターネット上でネットワークを構築できる。例えば、韓国焼肉料理店についてのブログが現在、ネット上に個々に存在する場合、同じ興味や情報を共有したいユーザー同士でコミュニティを形成できるのが新世代ブログだ。「広告主にとってブログがより魅力的になる」と出澤氏は言う。
新ライブドアの出澤社長、照井副社長はともに、堀江被告がライブドアの前々身となった有限会社オン・ザ・エッジを創設したころから同社に所属してきた古株。
平松HD社長は「オン・ザ・エッジとして出発したころは、徹底したテクノロジー企業だった。スキャンダルの渦中にあっても、会社の基盤がテクノロジーにあることに揺るぎはなかった」と述べた。出澤氏は、「ライブドアは、良かったかどうかはともかく、停滞気味だった社会に風穴を開けたと思う。私は、社会を変革する可能性を持つ良いほうのDNAを受け継ぎたい」と語った。
写真は2日、東京のホテルで会見したライブドアホールディングスの平松社長。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA


