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伊ベネトン、米ワーナー・ミュージック役員をCEOに起用 - イタリア

  • 2007年03月17日 13:12 発信地:イタリア
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写真は2003年の同社の広告(2003年2月13日撮影)。(c)AFP/JAMES MOLLISON

【ミラノ/イタリア 17日 AFP】イタリアのアパレル大手、ベネトン(Benetton)は16日、米音楽事業大手ワーナー・ミュージック(Warner Music)役員、ジェロラモ・カッチャ・ドミニオーニ(Gerolamo Caccia Dominioni)氏(52)の最高経営責任者(CEO)就任を発表した。

 前任のSilvano Cassano氏は、経営戦略をめぐり創業家と意見が食い違ったことで昨年末に辞任している。ドミニオーニ新CEOの就任は6月1日の予定。

 ドミニオーニ氏は、現在ワーナー・グループ傘下のワーナー・ミュージックで副会長兼最高執行責任者を務めている。

 ベネトンは、ドミニオーニ新CEOの持つ目まぐるしく変化するエンターテインメント業界での豊富な経験と経営陣に意欲を与える能力が、同氏をCEOに選んだ非常に重要な要素であるとしている。

 ベネトンによると、ドミニオーニ新CEOはこれまで10年間のワーナー・ミュージックでの勤務で、「常に複雑な変化を続けるエンターテインメント業界で高い国際感覚を磨いた」という。

 ドミニオーニ氏は、ワーナー・ミュージックの南欧社長、欧州社長を経て、副会長兼最高執行責任者に就任している。

 同氏はまた、これまで発展途上国を含む40か国でワーナー・ミュージックの拡大戦略を行ってきた。それ以前は、米タイムワーナー(Time Warner)やオランダ電気大手フィリップス(Philips)のイタリア現地法人での勤務の経歴を持つ。

 前任のCassano氏が辞任した後、ベネトンはアジアなど人口が急拡大する地域を中心とした海外での販売拡大を、次期CEOに求める優先事項とする方針を固めていた。

ZaraH Mなどライバル社の躍進を前に、2003年および2004年と苦戦の続いたベネトンは、業績の成長を再び始め、地中海沿岸や韓国などで販路の拡大している。

 同社はまた、コレクションの変更周期も短縮した。

 ベネトン・グループのLuciano Benetton社長は2006年、2007年内に社長職を退き、同職を息子のAlessandro Benetton氏に引き継ぐと発表している。

 2006年のベネトンの売上高は、前年比8.4%増となる19億1300万ユーロ(約2970億円)となり、純利益は約1億2500万ユーロ(約194億円)に上る見込みとなっている。

 写真は2003年の同社の広告(2003年2月13日撮影)。(c)AFP/JAMES MOLLISON
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