写真は欧州連合(EU)本部が位置するブリュッセル(Brussels)で26日、ユーロ圏財相会合(Eurogroup)に出席を控えたジャンクロード・トリシェ(Jean Claude Trichet)総裁。(c)AFP/GERARD CERLES
【フランクフルト/ドイツ 28日 AFP】27日発表のユーロ圏における貨幣供給量(M3)の伸びは、1月も過去最高水準を保ち、3月に再び政策金利が上げられるのではとの見方が強まっている。
欧州中央銀行(ECB)の声明によると、1月の貨幣供給量の伸びは年換算で前年対比、9.8%となり、ECB創設以来の最高水準だった、2006年12月とほぼ同じ水準の伸び率となった。
1か月ごとの数値は変動幅が大きいため、ECBは3か月ごとの通貨供給量の伸び率も算出しているが、2006年10月から12月までの伸び率が9.2%だったのに対し、同11月から2007年1月までの3か月では9.7%と成長が加速している。
M3とは、現金、オーバーナイト預金、短期預金、レポ取引、MMF、短期市場証券、償還期限2年以内の債権をすべて加えたものとして定義され、ECBがユーロ圏の中期的インフレ傾向を判断するために、好んで使用している経済指標。
写真は欧州連合(EU)本部が位置するブリュッセル(Brussels)で26日、ユーロ圏財相会合(Eurogroup)に出席を控えたジャンクロード・トリシェ(Jean Claude Trichet)総裁。(c)AFP/GERARD CERLES