【北京/中国 27日 AFP】世界最大の小売業者ウォルマート・ストアーズ(Wal-Mart)は27日、台湾系の中国大型スーパーマーケット、トラストマート(Trust-Mart)の株式を35%獲得したと発表した。急激に豊かになりつつある中国の消費者獲得を狙う。
ウォルマートは、株式取得金額については明らかにしなかったが、「一定の条件」で約3年後に所有権の獲得を目指す。同社スポークスマンJonathan Dong氏はAFPに対し、「我々は2010年ごろまでにと考えている」と語った。
ウォルマートのマイケル・デューク(Michael Duke)副会長は今回の投資について、「わが社の中国での小売り事業の規模を一段と拡大するための重要な一歩だ」と声明の中で述べた。
アナリストによると、中国で75店舗を展開するウォルマートは、101店舗を展開するトラストマート買収に10億ドル(約1187億円)で投資したと市場ではうわさされている。 上海を拠点とするCitic証券の小売業アナリストは、「もし事実なら、ウォルマートにとって良い条件とは思えない。10億元(約153億円)ならふさわしいと思う」と語る。
写真は同日、北京にあるウォールマートの店舗前を通り過ぎる男性。(c)AFP/GOH CHAI HIN