【デトロイト/米国 17日 AFP】米自動車専門誌「オートモーティブ・ニューズ(Automotive News)」は16日、ゼネラル・モーターズ(GM)によるダイムラークライスラー(DaimlerChrysler)のクライスラー(Chrysler)部門の買収に向けて、両社の間で接触があったとする記事を掲載した。同様の内容は独経済誌「マネジャー・マガジン(Manager Magazin)」にも掲載されている。
■両社共に進める雇用削減計画
ダイムラークライスラーは14日、2008年までにクライスラーを再び黒字軌道に乗せるため、1万3000人規模の雇用削減計画を発表していた。
同社のディーター・ツェッチェ(Dieter Zetsche)取締役会会長は、クライスラーに関する「追加戦略を検討中」とし、ドイツ人投資家が支持する同社売却の可能性も否定しなかった。
一方のGM側も、経営不振および市場シェアの低迷という二重苦から脱却するため、大規模なリストラ策を実施している。
■単なる提携関係を超えた合意の可能性
オートモーティブ・ニューズ誌は、「GM、ダイムラークライスラー双方の経営幹部級による協議が進行中」と報じ、「両者が公式に認めているような、大型SUV車両などの製品開発分野における単なる提携関係を超えた合意が目指されている可能性がある」としている。
ただAFPの取材に対しては、両社の広報担当者はいずれも接触の事実を否定しており、GM側の担当者は「企業同士の日常的な接触に過ぎない」と語っている。
写真はデトロイト(Detroit)にあるゼネラル・モーターズの本社ビル(左)とクライスラーのロゴ(右)。(c)AFP/JEFF HAYNES
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