写真はロンドンで、ボーダフォンの看板を眺める男性(2006年5月30日撮影)。(c)AFP/CARL DE SOUZA.
【ロンドン/英国 12日 AFP】英携帯電話サービス大手ボーダフォン(Vodafone)は、インド4位の携帯電話事業者ハチソン・エッサール(Hutchison Essar)の株式のうち、香港のハチソン・ワンポアグループ(Hutchison Whampoa)が保有する67%に及ぶ支配株式を、111億ドルで買い取ることで合意したと発表した。
同社のBen Padovan広報室長は、AFPの取材に対し、「第2四半期に(株式取得を)完了できる見込みだ」と述べた。
ボーダフォンは、ハチソン・エッサールが抱える20億ドル相当の負債も引き受ける。同社の資産価値を188億ドル相当と評価している。
ハチソン・エッサール株については、インドのRuia家が支配する複合企業、エッサールグループ(Essar group)が、残りの33%を保有する。
エッサールもハチソン・エッサールの買収に意欲的と報じられていた。ボーダフォンは、ハチソン・ワンポアへの提示価格に相当する1株当たり発行価格で、エッサールと資本提携を結ぶ意向を明らかにしている。
ハチソン・エッサールの買収には、国内2位のリライアンス・コミュニケーションズ(Reliance Communications)やインドの複合企業ヒンドゥージャグループ(Hinduja Group)も興味を示していた。
月平均の新規加入者が700万人近いインドの携帯電話市場は、世界最大の成長率を誇っている。
写真はロンドンで、ボーダフォンの看板を眺める男性(2006年5月30日撮影)。(c)AFP/CARL DE SOUZA.