写真は31日、ワシントンD.C.のIMF本部で、JPモルガン・チェース・インターナショナル(JPMorgan Chase International)のアンドルー・クロケット(Andrew Crockett)社長(左)との記者会見にのぞむラト専務理事。(c)AFP/MICHAEL SPILOTRO
【ワシントンD.C./米国 1日 AFP】国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)の諮問委員会は31日、IMFの保有する金(ゴールド)のうち400トンを売却するよう提案した。IMFの財政難を打開策するための提案。
連邦準備制度理事会(FRB)のアラン・グリーンスパン(Alan Greenspan)前議長ら委員会のメンバーは、金市場を不安定にしないよう、売却は「注意深く」行うべきだと付け加えている。
IMFは3200トン以上の金を備蓄しているが、これまでその売却には消極的だった。400トン分は時価で66億ドル(約7966億円)に相当するという。
同委員会は、IMFの運用資金不足解消を目指し、IMFのロドリゴ・デ・ラト(Rodrigo de Rato)専務理事が前年5月に任命したもの。IMFは、債務国が長年にわたる経済危機を抜けだし、融資額を早期に返済していく中で、財政難に陥っていた。
IMFの2006年度(4月締め)の運用資金の不足額は1億500万ドル(約127億円)にのぼる見込み。うち6700万ドル(約81億円)はインドネシア、セルビアおよびウルグアイからの早期返済によるものと言われている。
写真は31日、ワシントンD.C.のIMF本部で、JPモルガン・チェース・インターナショナル(JPMorgan Chase International)のアンドルー・クロケット(Andrew Crockett)社長(左)との記者会見にのぞむラト専務理事。(c)AFP/MICHAEL SPILOTRO