写真はパリ(Paris)で開かれた記者会見に臨むエールフランスKLMのSpinetta CEO(2006年11月23日撮影)。(c)AFP/THOMAS COEX
【パリ/フランス 17日 AFP】アリタリア航空(Alitalia)は17日、エールフランスKLM(Air France-KLM)のJean-Cyril Spinetta最高経営責任者(CEO)の取締役辞任を発表した。現在まで辞任に関する詳細なコメントは発表されていない。
19日には膨大な赤字を抱えるグループの再建という重大なテーマについて話し合う取締役会が予定されている。これに先立ち発表されたSpinetta氏の離脱で、取締役の辞任はこの半年で早くも4回目となる。
同社の定款では取締役の人数について最低3人と定められているが、現時点での取締役はGiancarlo Cimoli会長と政府代表の Giovanni Sabatini氏の2人のみとなり、取締役会の正当性も問われている。
イタリア紙「Il Sole 24 Ore」によると、2006年度の赤字は3億5000万ユーロ(約545億円)に拡大。同社の発行済み株式の49.9%を保有するイタリア政府は、アリタリア航空の民営化に向けて株式売却先の公募を開始し、応募期間はを1月29日までとしている。
2%の株式を相互に持ち合うエールフランスとアリタリア航空は業務提携について予備段階の議論を交わしているものの、エールフランス側は、あくまで財政再建が提携の前提条件だとしている。
写真はパリ(Paris)で開かれた記者会見に臨むエールフランスKLMのSpinetta CEO(2006年11月23日撮影)。(c)AFP/THOMAS COEX