【モスクワ/ロシア 27日 AFP】ロシア政府系天然ガス独占企業ガスプロム(Gazprom)とベラルーシとの交渉は26日、天然ガス値上げについて合意の得られないまま終了した。天然ガス価格の値上げ(2倍以上)を通達するガスプロムに対し、ベラルーシは受け入れを拒否、ガスプロムは現行契約の切れる2007年1月1日から供給停止をする可能性もあるとしている。
天然ガスをめぐっては2006年初め、ガスプロムとウクライナの間で同様の価格交渉が行われており、ウクライナは一時的に供給を止められている。
■西欧諸国へのガス供給には影響なし
現在ロシアから西欧諸国への天然ガス供給は、8割がウクライナ経由、2割がベラルーシ軽油となっており、ウクライナへの供給がストップした際は西欧諸国も間接的な影響を受けた。ガスプロムのセルゲイ・クプリヤノフ(Sergei Kupriyanov)報道官はベラルーシとの交渉に際し、今回は(ベラルーシへの供給がストップしても)西欧諸国への影響はないとしている。
ベラルーシのエネルギー省当局者は、交渉合意に向け希望は捨てておらず、ガスプロムが要求を軽減するよう求めるとインタファクス(Interfax)に対し語っている。
写真は26日、モスクワのガスプロム本社。(c)AFP/NATALIA KOLESNIKOVA