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ドイツで最も有名な失業者、SPD党首の後援で就職なるか - ドイツ

  • 2006年12月22日 02:20 発信地:ドイツ
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写真は18日、ヘンリコ・フランク氏。(c)AFP/DDP/THOMAS LOHNES

【ベルリン/ドイツ 22日 AFP】ヘンリコ・フランク(Henrico Frank)氏(37)は、現在ドイツで最も有名な失業者だ。12日にクルト・ベック(Kurt Beck)社会民主党(SPD)党首(ラインラント・プファルツ(Rhineland-Palatinate)州首相兼任)から、「シャワーを浴びてヒゲを剃れば、3週間以内に仕事が見つかるだろう」との助言を受けたことで、一躍有名人となった。その後、ベック党首の後援で計8件の仕事の口を紹介されたが、21日までのところ、1つとして面接に姿を現わしていない。

 フランク氏は12日、ヘッセン州ウィースバーデン(Wiesbaden)でベック党首に近づき、長期失業者向け失業給付金の削減を定めた法律について、同党首を非難した。黒々とした見事なヒゲをたくわえ、鼻にピアスを3つつけ、長い黒髪の一部を金髪に脱色していた。

 同じくヒゲを生やしているベック党首だが、白くなりかけたそのヒゲはきれいにカットされ整えられている。フランク氏の糾弾に対し、「シャワーを浴びてヒゲを剃れば、3週間以内に仕事が見つかるだろう」と答えた。
 ベック党首の社会民主党は、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相のキリスト教民主同盟(CDU)との連立政権で半数を占める。

 ベック党首は14日、独ラジオで「当該人物が(面接に)現れれば、正しかったことが証明される。それには、支援の申し出が必要だ」と述べ、12日の自身の発言を擁護した。また、フランク氏に面会してさらなる職探しのコツを伝授したいと申し出たこともあきらかにした。

 同日、記者会見を開いたフランク氏は、12日にベック党首に不満をぶちまけた当時は酔っていたと語り、1月2日に同党首と面会し、求職について再び助言をもらうつもりだと語った。
 髪を切り、ヒゲを剃り、鼻のピアスを外した姿で会見に臨んだ同氏は、「(発言の)撤回を求める気はない。僕が彼を挑発したんだから、彼の反応はまあ、理解できるものだよ」と述べ、ベック党首に和解を申し出た。

 写真は18日、ヘンリコ・フランク氏。(c)AFP/DDP/THOMAS LOHNES

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