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ソニー、任天堂、新たな顧客獲得が鍵 - 東京

  • 2006年11月08日 13:14 発信地:東京
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写真は銀座・ソニービルのショールームで8日、今週末発表予定のプレイステーション3を体験する客ら。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO

【東京 8日 AFP】ソニーはじめとするゲームメーカー各社は、次世代ゲーム機におけるシェア拡大のため、新しい機種開発に力を入れてきている。専門家によると、今後は高齢者やベビーブーム世代、女性客をいかに獲得するかが、勝敗を分けるという。

 1990年代半ばの初登場以来、世界中で2億台以上を売り上げたソニーの人気シリーズ、プレイステーションの最新機「プレイステーション3」が11月11日、店頭に並ぶ。これに対し、ライバル任天堂は次世代ゲーム機「Wii」を12月に発売を予定。発売から既に一年経過しているマイクロソフトの「Xbox 360」もシェア拡大に意欲を示している。

 3社は、従来のゲームユーザーから顧客ターゲットの拡大を視野に、より扱いやすいハードウェア、多種多様なるゲームを投入、世界で250億ドルとも言われるビデオゲーム市場でのシェア拡大を狙う。

 従来、ゲームメーカーの主な収入源は、ソフトウェアとそのライセンス料である。ゲームソフトの売り上げが収益に反映されていた。

■ 従来のゲーマー以外の顧客層が鍵

 「普段ビデオゲームで遊ばない人たち、興味の無かった人たちも無視はできなくたった。彼らが勝敗のカギを握ることになるであろう。大きなシェアを確保するには、従来の顧客層に加え、新たな顧客を獲得しなければならない」と岡三証券のシニアアナリスト森田正司氏は語る。

 任天堂の『脳を鍛える大人のDSトレーニング』の大ヒット以来、消費者の層は幅広くなっている。また、ゲーム機メーカーは、画像保存機能やネットのブラウジング機能を盛り込んだ機種をで、家庭の娯楽の中心を担うゲーム機をコンセプトに、女性や従来のゲーム層以外の消費者の取り込みに力を入れている。

 そのひとつに、ソニーはピンク色のプレイステーション2とプレイステーションポータブルの発売を開始、若い女性客の獲得を狙う。

 大和証券の シニアアナリスト前田栄二氏も「現在のビデオゲーム産業は収益率が高い。ただし、ゲームをあまりしなかった消費者も非常に大きな潜在顧客だ」と分析する。

■ Wiiでプレステ3に対抗

 任天堂は「脳を鍛える大人のDSトレーニング」を国内で650万台、海外でも200万個売り上げており、主な購入者は30代以上。また同社はテレビのリモコンのような斬新なデザインの次世代ゲーム機「Wii」の発表で大きな話題を呼んでいる。

 「Wii」で従来あまりゲームをしなかったユーザーの取り込みを狙うが、ソニーは長期にわたり業界を独占してきており、「プレイステーション」と「プレイステーション2」の累計出荷台数はそれぞれ1億台を達成している。

 写真は銀座・ソニービルのショールームで8日、今週末発表予定のプレイステーション3を体験する客ら。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO
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