
【ドバイ/アラブ首長国連邦 5日 AFP】アラブ首長国連邦第二の都市、ドバイ(Dubai)沖の人工島「パームジュメイラ(Palm Jumeirah)は、環境に与える悪影響が危ぐされるなか、住民が入居を開始する。
「ドバイを国際的に有名にしたことでプロジェクトは国家にとっては前進だが、多くの人々がそこに住み、往来することで自然破壊の方向に進む」と環境問題専門家のbrahim al-Zu'biさんはAFPに語る。
この地域で初となる人工島で、ヤシの木を型どったパームジュメイラから4キロほど離れた海岸では、やはり人工島で300の小島が世界地図をイメージする「ワールド(The World)」の工事が進められている。
2008年に完成予定のワールドとパームジュメイラを含む3つのヤシの木型の人工島はすべて政府系開発業者ナヒール(Nakheel)が手がけている。
■ 物件の引き渡し開始
同社はこのほど、5キロ四方に及ぶパームジュメイラに建設された集合住宅と一戸建て3900戸が、今年末までに所有者に引き渡されると発表した。当初の予定から6か月の遅れである。工期が最も長い住宅については一年以上の遅れでの引き渡しとなる。
5年前に開発の始まった同島で、最高級の一戸建て住宅の価格は、400万ドル(約4億7000万円)以上となる。
■ ヨーロッパ各地でキャンペーン開始
「12月中旬までにはパームジュメイラに住民が住むことになる」とナヒールの広報担当者はAFPに語った。ロンドンでは11月9日から大がかりな広告キャンペーンが行われ、ナヒールがチャーターするロンドン発の大型旅客機がパームジュメイラ上空で世界最新のランドマークを披露する予定。
このキャンペーンは、パリ、ミラノ(Milan)、ローマでも繰り広げられる計画で、これまでドバイの不動産ブームで大きな役割を果たしてきた欧州の投資家にアピールする。また、同様のキャンペーンはカイロ(Cairo)でも行われる。
写真は10月31日、上空から撮影されたパームジュメイラとワールド。(c)AFP/HO




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