【パナマ市/パナマ 23日 AFP】パナマ運河の拡張計画の是非を問う国民投票が22日に実施された。結果は、投票者の80%近くが「賛成」し、圧倒的多数で承認される見通しとなった。パナマの選挙裁判所により確認された。この拡張工事の総工費は約50億ドル(約6000億円)とされている。
■サッカー観戦で投票率43%と低迷
仮集計では、78.3%が「賛成」、21.7%が「反対」だった。
国民投票当日の投票率は推定43%と低迷。選挙管理局は、その一因が同日にテレビ生中継されたレアル・マドリード(Real Madrid)対バルセロナ(Barcelona)のサッカー試合にあるとして、これを非難した。
パナマ運河には現在2つの閘門(こうもん)があるが、これよりも幅の広い第3の閘門を増設するかについては2012年に決定される見通しだと、トリホス大統領は述べている。閘門が増設された場合、世界最大級の大型船舶に対応できるようになるという。
■日本の利用は世界3位
同国の大多数の産業は、運河での活動に間接的・直接的に関わっており、国内総生産(GDP)の額の80%近くを占めている。
なお、運河の利用国として、日本は、米国、中国に次ぐ第3位となっている。
写真は賛成票「Si」を見せる選挙管理医局の職員。(c)AFP/Orlando SIERRA