
【フリータウン/シエラレオネ 12日 AFP】平均寿命34歳、5歳未満児童の死亡率1000人当たり284人--長期にわたった内戦で。世界最悪の数字を誇るシオラレオネ。その救いとなるはずの病院で、看護士約100人が人種差別やセクハラの被害を訴え、無期限のストライキを行っている。場所は、首都のフリータウン(Freetown)の郊外にあるGoderichで、イタリア系救急病院。
看護士の労働組合の代表を務めるChristiana Kallonさんは、イタリア人の経営者らが看護士の品位をおとしめるように、警備員が盗難薬物を探すために胸や下着をチェックする権限を与えていると批判している。
「我慢の限界だと思ったのは、若手従業員全員が病院を出る前に胸や下着をチェックする指示が出た時です。同僚の中には、燃料などを含む物質を所持していないかチェックすると言われ、裸にされた者までいます。彼らは私たちの胸を燃料入れだと思っているのよ!」
と、Kallonさん怒りをあらわにする。
「胸を触るな」「人種差別をやめろ」「従業員は奴隷ではない」と書かれたプラカードを看護士は掲げ、窃盗防止策として従業員全員に対するボディチェックを指示している経営者らを非難した。
従業員の調整役であるMerja Hewitto氏は、この件について捜査を行うと約束し、「不適切な行為が認められた場合には、相当の処分を下す」と述べた。また、従業員に対し日常的に窃盗防止のチェックが行われていたことは認めたが、適切な方法で行われるよう指示されていたと話した。
写真は難民キャンプで生活する子ども。統計上では、4人に1人は5歳の誕生日を待たずにこの世を去る(2002年5月20日撮影)。(c)AFP/GEORGES GOBET
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