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米国産牛肉輸入が再開、しかし、熱波で畜牛数万頭が死亡 - 米国

  • 2006年07月28日 13:09 発信地:米国
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写真は、東京都中央卸売市場食肉市場で国産牛肉を検査する食肉業者。日本政府は27日、米国産牛肉の輸入再開を決め、7か月におよんだ輸入停止措置の撤廃と輸入再開を決定した。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO

【ロサンゼルス/米国 28日 AFP】カリフォルニア(California)州では7月中旬以来、2万5000頭の畜牛および70万匹の家禽が、熱波の被害を受け死亡している。専門家らは27日、「今後、数ヶ月間の畜産業界の生産停滞を懸念し、迅速な緊急対策が必要とされる」と指摘した。

 ベーカーズフィールド(Bakersfield)からレディング(Redding)にかけてのカリフォルニア中央部には、約250万頭の畜牛が飼育されているが、14日以降、37度を超える気温が続いたことから、そのうちの約2万5000頭が死亡した。California Dairy CampaignAndy Zylstra会長は、「タイミングとしては最悪だ。牛乳の価格が30%下がり、飼料や燃料、電気代が軒並み値上がりして、すでに甚大な被害を受けているときにこれだ。まさに衝撃的だ」と語った。

 損害額は、1頭につき1500~2500ドル(約17万円~28万円)。カリフォルニア中央部の牛乳生産も落ち込んでいる。同州Tulareを拠点とする乳製品大手Land O’ Lakes Creamery社は通常、1日600万リットルの牛乳を生産するが、Zylstra氏によると、現在は1日にそのうちの110万リットルほど損失しているという。

 畜牛の処分問題は、経済的に追い詰められた酪農業者にさらなる追い討ちをかけている。大量の畜牛の死骸が動物飼料精製工場へ運ばれていることから、国内では非常事態を宣言せざるをえなくなった州もある。

 カリフォルニア州では現在、畜牛死骸の大半を地面に埋めて処分している。通常、こうした処分方法は同州では違法とされているが、Zylstra氏は「地面に埋めるのは正規の処分方法の代作手段としては最良のもの」であり、「半年後には畜牛の耳に付けられたプラスチックの金具以外、骨も歯何も残っていないはずだ」と述べた。処分方法は、地下水の水位に基づいて郡単位で異なるという。

 熱波は、家畜の繁殖を阻む結果にもなっている。「牛は高い気温の時は妊娠できない。9か月後、今回の熱波の長期間にわたる悪影響が現れてくるだろう。人間と同様に牛も、こう暑くては恋をする気にもなれないということだ」。

写真は、東京都中央卸売市場食肉市場で国産牛肉を検査する食肉業者。日本政府は27日、米国産牛肉の輸入再開を決め、7か月におよんだ輸入停止措置の撤廃と輸入再開を決定した。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO
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