【マイアミ/米国 27日 AFP】米鉱山会社フェルプス・ドッジ(Phelps Dodge Corporation)は26日、カナダ企業のインコ(Inco Limited)とファルコンブリッジ(Falconbridge Limited)を約400億ドル(約4兆6700億円)で買収すると発表した。買収後、ニッケルでは世界最大、銅では世界有数の企業が誕生する。商品市況の急上昇が鉱山業界の再編に拍車をかけ、3社は資源基盤を拡大する必要に迫られた。鉄鋼業界では、世界最大手のミタル・スチール(Mittal Steel)が2位のアルセロール(Arcelor)を270億ユーロ(約3兆9000億円)で買収すると25日に発表している。フェルプス・ドッジとインコ、ファルコンブリッジは合併して、「北米に拠点を置く世界最大級の鉱山会社を作る」ことに合意した。新会社名は「フェルプス・ドッジ・インコ(Phelps Dodge Inco Corporation)」となり、同社の産銅部門はフェルプス・ドッジの本社があるアリゾナ(Arizona)州フェニックス(Phoenix)に拠点を置く。また、新会社のニッケル部門の「インコ・ニッケル」はトロント(Toronto)に拠点を置く。写真は、アリゾナ州マイアミ(Miami)で撮影された銅棒。(c)AFP