【12月16日 AFP】4日にフィリピンを直撃した大型台風24号(アジア名:ボーファ、Bopha)による死者が1000人を超えた。フィリピン政府が16日、発表した。

 民間防衛当局主任のベニト・ラモス(Benito Ramos)氏は、台風24号による死者が1020人に達したと述べた。被害は、洪水と地滑りの被害に見舞われた南部のミンダナオ(Mindanao)島に集中している。

 依然、844人が行方不明で、そのうちおよそ半数は台風直撃前に出港した漁船に乗っていた。ラモス氏は、不明者の多くは死亡している恐れがあると語った。(c)AFP