【12月14日 AFP】ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)の消防当局では、最新の試みとして、ATV(全地形対応車)の消防車を導入している。スラムなど路幅が狭く建物が密集した地域での火災に対応し、被害を食い止めるのが目的だ。

 無秩序に急拡大しているナイロビのスラムでは近年、火事で多くの人命や家屋が失われる例が相次いでいる。2011年9月に起きた火災でも、少なくとも120人が死亡、100人以上が負傷した。この火災は、住民がパイプラインから抜き取った原油への引火が原因だった。(c)AFP