【6月4日 AFP】高知県須崎市が動物の異常行動や地下水位の変動など地震の前兆ではないかとされる現象を観測することを検討している。

 太平洋沿岸に位置する須崎市は、地下水位の急激な低下やニワトリが突然大きな声で鳴き出すといった現象が、地震や津波が目の前に迫っていることを示す指標になるのかについて研究しようとしている。

 5月下旬の地元テレビ局の報道によれば、明神良仁(Yoshihito Myojin)副市長は、こうした前兆現象による正確な災害予知はできないかもしれないとしつつ、「前兆現象を深く解析することは大事」と述べている。

 日本では昔から、魚の異常行動や飼い猫が家から逃げるといった現象は自然災害の前兆だという言い伝えが数多く存在している。(c)AFP

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