【7月25日 AFP】赤十字国際委員会(International Committee of the Red CrossICRC)は24日、干ばつの直撃を受けたソマリア南部の武装勢力支配地域の一つゲド(Gedo)州バルデラ(Bardera)に、食糧400トンを届けたと発表した。支援活動への妨害はなかったという。

 ゲド州は、国連が飢饉(ききん)宣言を出したバクール(Bakool)地方とシェベリ川下流(Lower Shabelle)地方に隣接しており、ともにイスラム過激派組織アルシャバーブ(Al Shebab)が実効支配している。ICRC主導による住民への直接の食糧投下は2009年以来で、今後、追加の投下が予定されているという。(c)AFP