【4月1日 AFP】東京電力(TEPCO)は1日未明、福島第1原子力発電所で採取した地下水から、基準値の約1万倍の放射性ヨウ素を検出したと発表した。

 東京電力によると、3月30日午前11時10分ごろ、1号機付近の地下15メートルから採取した地下水から、1立方センチ当たり430ベクレルの放射性ヨウ素131が検出された。これは国が定めた基準値の約1万倍にあたるという。

 この数値について、東電は「非常に高い値」との認識を示す一方で、同日中にも地下水の再検査を実施し、放射性濃度を確認すると話した。(c)AFP

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