【3月29日 AFP】フィリピン原子力研究所(Philippine Nuclear Research InstitutePNRI)は29日、東京電力福島第1原子力発電所が放出源とみられる微量の放射能を検出したと発表した。同政府は、人体に危険はないと強調している。

 フィリピンよりも日本に近い中国と韓国でも同日、国内で微量の放射性ヨウ素131を検出していると報じられた。両国ともフィリピンと同様に人体に危険はないと発表している。

 フィリピンの主な海岸線で福島原発に最も近い場所でも福島原発から南西に2500キロ離れている。同国の首都マニラ(Manila)はさらに約500キロ離れている。(c)AFP