【3月26日 AFP】国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)は26日、東京電力福島第1原発周辺で放射線の監視を始めたと発表した。

 グリーンピースは、日本政府が福島第1原発の事故の影響を小さく見せようとしている恐れがあると考えており、放射線レベルと原発近くの人の健康への影響を独自に調べる意向だという。

 グリーンピースの放射線安全アドバイザー、ヤン・ファンデプッテ(Jan van de Putte)氏は声明で、「この危機の発生以来、当局は一貫して放射能汚染の程度とリスクを過小評価してきたように思われる。この危機によって生じる放射能汚染の影響について、独立した立場からの見方を提供するため、われわれは福島にやって来た」と述べた。(c)AFP

【動画】放射線を測定するグリーンピースのメンバーら(YouTube/AFPBB News公式チャンネル)