【3月22日 AFP】東京電力は22日早朝、福島第1原子力発電所の放水口付近で21日実施した海水のサンプリング調査で、国の規制値を上回る放射性物質が検出されたと発表した。

 海水が採取されたのは放水口から南に約100メートルの地点。ヨウ素131は規制値の126.7倍、セシウム134は24.8倍、セシウム137は16.5倍だった。なお、コバルト58は規制値を下回った。

 東電は、人体に影響を及ぼす値ではないと強調した上で、今回の地点も含め、ほかのエリアでも海水のサンプリング調査を継続していくと発表した。(c)AFP

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