【3月14日 AFP】枝野幸男(Yukio Edano)官房長官は14日午後、東京電力(Tokyo Electric Power)福島第1原子力発電所2号機で原子炉の冷却機能が停止し、炉内の水位が下がりつつあることから海水を注入すると語った。

 一方、時事通信(Jiji Press)は東電関係者の話として、水素爆発を回避するため原子炉建屋の壁面に穴を開けて水素を放出させることも検討していると報じた。

 東京都の北約250キロにある福島第1原発では、11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で、第1号機と第3号機の冷却機能も停止する障害に見舞われている。(c)AFP/Harumi Ozawa