【11月7日 AFP】前月26日から噴火を繰り返しているインドネシア・ジャワ(Java)島中部ムラピ(Merapi)山の5日の噴火で、80人近くが死亡した。

 インドネシアの災害対策当局は7日、一連の噴火による死者数を117人に更新した。被災した村に到着した救助隊が救出作業を進めるにつれ、死者の数はさらに増えるものと見込まれている。

 またムラピ山から噴出している火山灰の影響で、6日は36便、7日には50便と旅客機の運行キャンセルが相次ぎ、春にアイスランドの火山噴火の影響で欧州の空の便が大混乱した際と同様の事態に陥ることが懸念されている。(c)AFP