【10月17日 AFP】南米エクアドルの金鉱山で15日、落盤事故が発生し、作業員4人が坑内に閉じ込められたが、カルロス・パレハ(Carlos Pareja)再生不能資源担当相は16日夜、うち2人は地下深くで生存している可能性があると語った。

 民間防衛局の高官が3人の死亡を確認したとする報道を否定したもので、同相は報道陣に対し「悲しいことに、これまでの救出活動の努力は残念な結果となった。2人の遺体を発見した」と語った。しかし、ほかの2人について救助隊は「坑内の深いところにいて、生存していると信じている」と述べた。

 エクアドルの事故が発生する直前には、チリのサンホセ(San Jose)鉱山の地下約700メートルで、2か月以上にわたり閉じ込められていた作業員33人が無事救出されたばかりだった。(c)AFP/Santiago Piedra