【7月27日 AFP】宮崎県の東国原英夫(Hideo Higashikokubaru)知事は27日、家畜の口蹄(こうていえき)疫に伴い発令していた非常事態宣言を同日午前0時に全て解除したと発表した。3か月におよんだ口蹄疫問題が、ようやく終結に向かう。

 2000年以降では国内で初めてとなる口蹄疫感染が4月に確認されて以来、牛や豚など約28万8000頭の家畜が殺処分された。これまでに処分に応じた畜産農家に政府から約90億円が補償金として支払われたが、最終的な補償額はこの2倍を超える約200億円になるとみられる。(c)AFP