米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星「アクア(Aqua)」に搭載されたセンサー「中分解能撮像分光放射計(Moderate Resolution Imaging Spectroradiometer、MODIS)」がとらえた、米ルイジアナ(Louisiana)州沖のメキシコ湾で爆発した海洋石油掘削基地「ディープウオーターホライズン(Deepwater Horizon)」(中央右の白い点)。南西方向に向かって扇状に広がる茶色い煙が見えるものの、この写真では海面に浮かぶ油をはっきりと確認することはできない(2010年4月23日公開)。(c)AFP/NASA EARTH OBSERVATORY
【4月25日 AFP】米沿岸警備隊(US Coast Guard)は24日、20日に爆発・炎上した米南部ルイジアナ(Louisiana)州沖のメキシコ湾の石油掘削基地から原油が流出していると発表した。
これによると、原油流出は掘削施設が水没した22日に始まり、1日の石油流出量は最大で1000バレル(約15万9000リットル)にのぼる恐れもあるという。 現在、海岸から約64キロ沖合の直径32キロの範囲に油が浮かんでいるのが確認されている。これまでの除染作業で油を含む海水約12万8000リットルを回収した。
原油は海面下1525メートルのパイプから漏れており、今後数日間で漏出を止める方法を検討する。数日で漏出が止まる可能性もあるが、数か月かかる恐れもある。ハリケーンや海岸の浸食ですでにダメージを受けている周辺の生態系への影響が懸念されている。
なお沿岸警備隊は23日、爆発で行方不明になっている石油掘削基地の作業員11人の捜索を公式に終了した。(c)AFP





