【1月20日 AFP】米地質調査所(US Geological SurveyUSGS)によると、ハイチ大地震から1週間を迎えた同国首都ポルトープランス(Port-au-Prince)で20日午前6時すぎ、マグニチュード(M)6.1の地震が発生した。震源地はポルトープランスの西約59キロ。

 ポルトープランス住民によると、低振動の揺れを感じた後に、現地時間20日午前6時3分(日本時間午後8時3分)ごろ、強い揺れが発生した。同市のAFP記者は、地震発生を受けて被害や犠牲者が出た様子はみられなかったものの、何かが崩れる音が聞こえたと述べ、すでに破損していた建物が倒壊した可能性もあるとした。

 また、ポルトープランス近郊のペチョンビル(Petionville)のAFP記者によると、揺れは約10秒ほど続いた。パニックになった人々が走り出し、ペチョンビルのキナム(Kinam)ホテルそばでは、「神さまのしわざだ。神さまのしわざだ」と口にする人の姿が見られたという。(c)AFP