M7.0の地震に見舞われたハイチの首都ポルトープランス(Port-Au-Prince)でがれきの下から救出される女性(2010年1月12日撮影)。(c)AFP/DANIEL MOREL
【1月14日 AFP】マグニチュード(M)7.0の大地震に見舞われたハイチのジャン・マックス・ベルリーブ(Jean-Max Bellerive)首相は13日、米テレビ局CNNに対し、地震による死者は10万人を大幅に上回るとの見通しを示した。地震が直撃した首都ポルトープランス(Port-Au-Prince)では住宅、ホテル、病院などが倒壊し、道路にはがれきや遺体が散乱している。
AFP記者によると、ポルトープランスは壊滅的な状態で、倒壊した学校では生徒らが下敷きとなり、がれきの下から脱出した被災者の悲痛な叫びがあちこちで聞こえているという。
人口約200万人で大半が貧困状態にあるポルトープランスでは、30回以上の余震が発生。行方不明者は数千人にのぼり、生き残った被災者も服は破れ、ショックで放心状態だという。
大統領府の円屋根が崩れ落ちたほか、大規模ホテルが倒壊し、宿泊客200人が行方不明となっている。
国連ハイチ安定化派遣団本部も大破し、駐在員200人の行方が分からず、地元職員の安否も懸念されている。同派遣団のヘディ・アナビ(Hedi Annabi)代表(チュニジア国籍)ら5人の死亡が確認されている。
治安の悪化も懸念されている。国連(UN)によると、犯罪が多発するポルトープランス最大の刑務所が倒壊し、一部の受刑者が逃亡した。
■各国が救援チーム派遣
通信手段が寸断されているなか、がれきの下敷きとなっている人びとを救出するため、海外からの支援部隊が続々と被災地に到着している。
バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は人命救助のため、迅速かつ精力的な支援を表明。地震発生から数時間で捜索・救援チームが到着すると述べた。
米国のほか、英国、カナダ、ロシア、スペイン、フランス、ドイツ、オランダなどから救援チームや支援物資が到着した。(c)AFP/Clarens Renois









