【1月13日 AFP】大寒波に見舞われている欧州では、13日に新たな大雪が降ったため、車のトラブルや空港の閉鎖などの混乱がさらに拡大している。フランス当局は、パリ(Paris)市内の大型トラックの通行を禁止した。

 英国は、中部から南部にかけて記録的な大雪となった。この影響で、バーミンガム(Birmingham)空港とロンドン(London)のガトウィック(Gatwick)空港が閉鎖した。カーディフ(Cardiff)の空港も閉鎖し、サウサンプトン(Southampton)空港やロンドン・シティ(London City)空港など、ほかの空港でも空港業務に支障が出ている。

 フランスでも、空の便に大きな影響が出ている。パリのシャルル・ドゴール(Charles de Gaulle)空港は、雪とみぞれの影響で発着陸を中止しており、オルリ(Orly)空港では発着便の約半数が中止となった。また、パリ以外の仏全土の空港でも、雪の影響で閉鎖や発着便数が制限されている。

 一方、フランス交通当局は、吹雪の影響で、パリ周囲の8県で13日未明から正午までの間、大型貨物トラックの通行を禁止した。(c)AFP