【10月6日 AFP】非常に強い台風18号(メーロー、Melor)は6日、南大東(Minami Daito)島近海を本州に向かって進んでいる。気象庁によると、8日には紀伊半島に上陸する恐れがある。

 中心付近の最大風速は約50メートル、最大瞬間風速は約71メートル。数日前に東南アジアに被害をもたらしたばかりで、気象庁は暴風や高波に対する注意を呼びかけている。

 気象庁によると、南大東島では6日夜から7日昼にかけて暴風や最大9メートルの高波の恐れがあり、大雨にも注意が必要とした。

 また、18号の進路は、1959年に日本本土に上陸し、数千人が死亡した伊勢湾台風に似ているという。メーローはマレーシア名でジャスミンの意味。(c)AFP