【5月22日 AFP】オーストラリア南東部ニューサウスウェールズ(New South Wales)州の沿岸部は、20日夜から21日朝にかけて大嵐に見舞われ、家屋の屋根や木々、電線が吹き飛ばされるなどの被害が出た。これにより数千世帯で停電し、多数の住民が避難した。同国政府は22日、同州を2つ目の「災害激甚地」に指定した。

 今週初めには、クイーンズランド(Queensland)州でも大嵐に見舞われ、男性1人が、突風によってオフィスの窓を突き抜けて飛んできた金属板に当たり、死亡した。政府は20日夜、同州を「災害激甚地」に指定した。(c)AFP