【2月12日 AFP】中国・北京(Beijing)の警察当局は12日、完成間近だった国営中国中央テレビ(CCTV)新社屋の付属高層ビルで発生した火災に関連し、同テレビ局主任ら12人の身柄を危険物により混乱を招いた容疑で拘束したことを明らかにした。

 9日夜に発生した火災は、春節(旧正月)を祝うための花火が原因とみられており、消防士1人が死亡している。

 身柄を拘束されたのは、同テレビ局の建築計画責任者、徐威(Xu Wei)主任(50)のほか、国営新華社(Xinhua)通信によると、CCTV職員3人と、湖南(Hunan)省の花火会社から派遣された花火打ち上げ要員8人。

 花火会社の8人は、火災が発生した直後に現場から逃走したが、北京から車で南方に2時間の距離にある都市、廊坊(Langfang)にいるところを、警察に身柄拘束されたという。(c)AFP