カナダ東部・モントリオール(Montreal)市内で、雪が積もるなか荷物を運んで歩くホームレスの男性(2008年12月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/ROGERIO BARBOSA
【12月28日 AFP】カナダ・オンタリオ(Ontario)州南部ハミルトン(Hamilton)の病院で、吹雪で遭難し72時間ぶりに救出された主婦とその家族が、奇跡に感謝してのクリスマスを過ごした。カナダ放送協会(Canadian Broadcasting Corporation、CBC)が25日伝えた。
吹雪で遭難した女性は、ドナ・モルナー(Donna Molnar)さん(55)。モルナーさんは19日に、自動車で買い物に出かけたきり消息を絶ったが、救助を申し出た男性と飼い犬が22日にモルナーさんを発見し、無事救助された。
モルナーさんは低体温の症状が見られたが順調に回復に向かっているという。
夫のデービッド・モルナー(David Molnar)さんはCBCのインタビューで、「神様が手を差し伸べ、救助隊に発見されるまで妻を抱きかかえていてくれたのだろう」と語った。
デービッドさんの話では、モルナーさんはちょうど吹雪が始まった頃に食糧の買出しに出かけたが、夕食時になっても戻らなかったため警察に通報したという。
モルナーさんはハミルトン西部アンキャスター(Ancaster)で発見されたが、遭難してから実に72時間が経過していた。約60センチの積雪に埋もれていたという。
なぜモルナーさんが車から離れたかは分かっていないが、救助関係者は、モルナーさんが吹雪の中で錯乱状態となった可能性を指摘している。(c)AFP