【11月13日 AFP】米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)で13日、米地質調査所(United States Geological Survey)が主催する地震会議「Los Angeles International Earthquake ConferenceIECLA」が開催された。ロサンゼルスで翌日実施される防災訓練に併せた開催となった。訓練には520万人が参加するとみられ、米国史上最大規模の防災訓練となる見込みだ。

 防災訓練では同州を縦断するサンアンドレアス断層(San Andreas Fault)を震源とするマグニチュード(M)7.8の地震を想定しており、会議ではこの想定に沿った地震による衝撃波の強さを色別で表した画像が公表された。画像では、最も揺れが激しい地域ほど赤色が濃く、微弱もしくは揺れが観測されない地域は青色で示されている。

 地震専門家によると、ロサンゼルス近郊サンガブリエル山脈(San Gabriel Mountains)の南部で、およそ150年の周期で大地震が発生すると可能性が高いという。(c)AFP