【8月15日 AFP】干ばつで深刻な水不足に悩まされている米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)のアントニオ・ビヤライゴーサ(Antonio Villaraigosa)市長は14日、市民と企業を対象に水道の使用を制限する市条例に署名した。条例により芝生への水やりは1日15分以内に制限され、午前9時から午後4時までは禁止された。

 違反者は1度目は警告処分で済むが、2度目には罰金100ドル(約1万1000円)、3度目以降は最高300ドル(約3万3000円)まで罰金が引き上げられる。また水の無駄遣いが発覚した企業には、違反ごとに罰金200-600ドル(約2万2000-6万6000円)が科せられる。

 市では、干ばつが悪化した場合、戸外での水やりを月、木、土曜の3日間に制限する方針も示している。

 独立記念日の7月4日、アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)カリフォルニア州知事は、全州に干ばつ宣言を出している。(c)AFP