【7月15日 AFP】チリ南部のジャイマ(Llaima)火山(3125メートル)で10日早朝、大規模な噴火が起きた。火口からは溶岩が流出し、上空は噴煙で覆われている。近隣の6つの地域に対し、非常警報が発令された。同国の緊急災害対策庁(ONEMI)が明らかにした。

 首都サンティアゴ(Santiago)の南700キロメートルに位置するジャイマ山は、1月にも噴火しており本格的な噴火は6か月ぶりとなる。

 チリでは、5月にもジャイマ山からさらに100キロメートル南にあるチャイテン(Chaiten)火山(1000メートル)が噴火している。(c)AFP