【6月14日 AFP】東京電力(Tokyo Electric Power)によると、14日午前の岩手・宮城内陸地震発生時に稼働中だった福島第二原子力発電所の廃棄物貯蔵プール周辺に放射能が含まれた水14.8リットルが溜まっているのが確認されたが、外部への影響は確認されていないという。

 水に含まれる放射能量は微量で、外部に影響を与えうる水準を大きく下回っているという。東京電力では引き続き福島第二原発の運転を行っている。

 日本では多発する地震との関係で従来から原子力発電が論争の的になっている。前年7月の新潟県中越沖地震では、世界最大の原発である新潟県の東京電力柏崎刈羽原子力発電所で火災と微量の放射能漏れ事故が発生した。(c)AFP